シリコン豊胸

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シリコン豊胸とは

豊胸手術と言えば、シリコン豊胸を即座に想像される人も多いかと思われます。

ご存じの方も多いかと思われますが、一応ご説明すると、シリコン豊胸とは人工乳腺挿入法の一種で、脇の下を切開し、そこからシリコンで出来た人工の乳腺を挿入するという方法でバストアップする方法です。

ちなみに人工乳腺として使用されるのは、シリコンがよく知られていますが、実際にはシリコンだけではなくて、生理的食塩水のパックなども使用されます。

シリコン豊胸は安全か

シリコン豊胸については以前、シリコンの安全性について疑問視する声がありました。

しかし、最近ではシリコンの安全性に問題はないとされて、また豊胸手術に使用されるようになりました。

それでも人工物を体内に入れる事に間違いはありませんので、人によっては異物感があると訴えて豊胸手術後にそれを取り出す人もいると言います。

また、身体がシリコンバッグを異物と判断し、その異物から身体を守ろうとして起こる「カプセル拘縮(こうしゅく)」と呼ばれる防御反応のために、シリコンバッグの周囲にカプセルが出来、その結果、胸が固くなったり胸の形が悪くなったりする事があります。

それ以外にも、シリコンバッグが破損したりする事があると言います。

シリコン豊胸は胸の小さな女性にとって、ありがたいバストアップ法には違いはありませんが、その方法の陰にはそのようなリスクがあるのだという事を念頭に置く必要があります。

豊胸手術で使用されるシリコンジェルバッグって?

豊胸手術で使用されるシリコンジェルバッグなどの人工乳腺がどのようなものなのか、気になるところです。

「豊胸手術」と言えば「シリコンジェルバッグ」のイメージがありますが、現在ではシリコンジェルバッグはあまり使用されていません。

シリコンジェルバッグは、10年くらい前まで世界中で使用されていました。

その特徴は、バッグの中身が液体なので、自然な流れるバストを形成する事が出来る事です。

ただし、万が一バッグが破損した時に体内にそれが漏れ出す危険性があります。

そして、漏れ出したシリコンが膠原病やリューマチなどを起こす可能性について指摘されたため、一時シリコンジェルバッグの使用が禁止される事になりました。

その、シリコンに代わって登場したのが、生理的食塩水の入ったバッグです。

万が一バッグが破損しても副作用が軽くなるよう、考えられています。

ただし、これにも欠点はありました。

バストのさわり心地やその見た目の形状が少々不自然だった事と、中身が漏れ出しやすかった事です。

そこで、登場したのがハイドロジェル入りのバッグです。

それは、バストのさわり心地を良くするために、高分子ポリマーを加えたものです。

高分子ポリマーは、食品や医療の分野でも使用されていて、人体には無害です。

(ちなみに、日本で人気のあるCMCバッグも、このハイドロジェルバッグを改良したものです)

しかし、ハイドロジェルバッグの安全性についても疑問視する声があり、現在ハイドロジェルバッグの使用が禁止されている国もあります。

現在豊胸手術で使用される人工乳腺のうち、世界で一番使用されているのが、コヒーシブシリコンバッグです。

これは、シリコン入りのバッグを改良したものと考えて下さって差し支えありません。

コヒーシブシリコンバッグは内部を寒天状にして詰めていて、バッグから中身が漏れ出ないようにしています。

ただし、液体のシリコンに比べて、どうしてもバストのさわり心地が劣るという欠点があります。

シリコン豊胸バッグの安全性について

豊胸手術を行っているクリニックによると、豊胸手術を受けたいと考える女性から豊胸手術で使用されるシリコン豊胸バッグの安全性について、よく質問を受けるとの事です。

確かに、以前、シリコン豊胸バッグの安全性に対して問題視する声が聞かれました。

シリコン豊胸バッグに使用されているシリコンが、乳がんや自己免疫疾患の原因ではないかと指摘された事もありました。

最近では、シリコン豊胸バッグと乳がんとの関連性はないとされ、シリコン豊胸バッグは安全だと言われるようになりました。

ちなみに、豊胸手術で使用されるシリコンバッグとは、バッグに液体のシリコンジェルを入れたものです。

最近では、液体ではなくて固体(寒天状)のシリコンをバッグの内容物としているコヒーシブシリコンバッグが主流になっています。

何故、コヒーシブシリコンバッグの内容物が液体ではなくて固体なのかと言えば、内容物が漏れ出して体内に浸透しないようにするためです。

それ以外にも、コヒーシブシリコンバッグの外膜は何重にも覆われていて、耐久性を高めています。

それでも、シリコン豊胸バッグが安全だから豊胸手術が安全かと言えば、必ずしもそうとは言い切れないところはあります。

シリコン豊胸バッグを使用しての豊胸手術自体が、身体にメスを入れて人体にとっては異物と判断されるものを入れるわけですから、その事に関する危険性について、きちんと医師と話し合う事が必要です。